パレスチナと仙台を結ぶ会
 ガザ支援国際船団(自由ガザ運動)へのイスラエルの襲撃に抗議します!


 2010年5月31日末、パレスチナ自治区ガザへの支援物資を運んでい
た国際人権団体「自由ガザ運動」の船団をイスラエル軍が公海上でだ捕し、
発砲して多数の死傷者を出した上、六百人以上の乗船者を拘束した。

 ガザ地区がイスラエル軍の攻撃によって甚大な被害を受けてから約一年
半になる。しかし、その後もイスラエルが厳しい封鎖を続けているため、
食糧や燃料に加えて建築資材も不足しており、復興は進んでいない。

 そんな中で、物資を届けてガザ住民の生活再建を支援しようとした人々
をイスラエル軍が襲撃したのは、許しがたい蛮行だ。

 当会もガザ地区の学校を支援するNGOであり、会代表が支援方法を検
討するため昨年末に現地へ行った。ところが、ガザ地区の入口で、理由も
示されずに、ガザに入ることをイスラエル兵に阻まれている。

 国連安保理は今回の事件を非難する議長声明を出したが、ガザの住民を
日々苦しめている封鎖を解除しなければ問題は解決しない。

 私たちはイスラエルに対し、自由ガザ運動の船団への襲撃に強く抗議す
るとともの、ガザの封鎖を直ちに解除し、人の自由通行を認めるよう、求
めるものである。

パレスチナと仙台を結ぶ会
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